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島根県中山間地域研究センター会派視察研修

2月8日会派で、「鳥獣被害の実態と対策」に対する島根県の取組について、飯石郡飯南町にある「島根県中山間地域研究センター」へ研修にいってきました。
コロナ禍のもとでありましたが、会派議員研修をお受け頂きましたこと、誠にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
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さて、この度の研修実施にあたっては、中山間地域における「鳥獣被害による農作物被害の対策」は「イノシシ・サル・クマ・シカ・ヌートリア・カラス等」含め切実な悩みとなっている。
近年の県西部地区における中山間地域は、高齢化の進行と共に農林業の衰退が進み、過疎化に拍車をかけている実態があり、集落機能の維持・存続が困難となってきている。
このような実態を踏まえ、島根県は「中山間地域研究センター」を設置、地域実態調査・農林畜産の研究・技術指導・情報提供を行う目的に設立している施設である。
研究機能部門として、「地域研究・5分野」「農林技術・5分野」それぞれ各分野において、地域支援のシンクタンクとして、中山間地域の農林畜産業を支えているところです。

この度の研修では、島根県における鳥獣類の被害金額にはじまり、研修センター取り組みの現状、鳥獣捕獲推移、イノシシ対策・活用やクマ生息状況、ニホンジカの状況・捕獲実証、アライグマの現状と対策研究成果など多くの取り組みの現状をお聞きできました。

島根県の取り組みとして、「鳥獣対策の普及指導体制の構築」「特定鳥獣保護管理計画の施行」「有害鳥獣被害対策交付金」などの補助。市町村は「被害防止計画」を作成し、地域協議会設立などで支援。が現状の取り組みである。
今後の取組として、「鳥獣被害ゼロに向けた地域づくりプロジェクト」が令和2年〜6年度まで農林水産基本計画にそって進められているとこです。

今後の鳥獣被害として大きくなる獣類は、中国山地ではニホンジカであり、益田市を含む西部地区では「アライグマ」とゆうことであった。
質問でアライグマの実態について聞いたところ、現状では増加状況にはなく、小康状態との答えであったが、やはり捕獲は必要のようである。
特に鳥獣類に関しては、メスの捕獲が重要とのことであった。

過疎・高齢化に即した今後の取組としては、①ICTシステムによる省力化 ②集落間の連携 ③若者・女性の参画 ④省力化への技術開発 ⑤小さな拠点づくりによる地域振興(農業の方向性・調整・連携)が掲げられていた。

鳥獣対策は、1年中365日の対策が必要であり、非常にハードルの高い技術開発を要求されることでもあり、難題でもある。
当面は、生産組織・地域ぐるみで「放棄果樹の伐採」「緩衝帯の環境整備」「防護柵の設置」「追い払い」などの徹底が必要のようである。
いち早い、対策技術の完成を同センターに期待するところでもあります。
中山間地直接支払いの継続も重要な支援策であり、地域の実情に応じた鳥獣追加支援も考えた支援策を望むところでもあります。
農地の荒廃は地域の崩壊となる。絶対に避けなければならない。
今回の研修で農業政策の重要性を再認識できることができ、中身の濃い研修でありました。
ありがとうございました。
 
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  • Author:hzq00216