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NEWS RELEASE 新着情報

新政会行政視察

視察先:茨城県あすみがうら市
日 時:11月4日〜6日
目 的:サイクリングを核にした地域活性化事業について
人 数:会派6名

 

視察報告内容

 この度の視察は、コロナ禍の中、自粛していた県外出張緩和に伴い実施することとした。

とは言っても、東京都内は感染者も多く避けながら、当市も進めている、サイクリング事業について、先進地である、茨城県かすみがうら市における「サイクリングを核にした地域活性化事業」について視察を行うことにした。

かすみがうら市は東京都から70km、つくば市から約10kmの距離の位置にする、人口40,428人、予算総額約274億円の益田市と変わらない規模の市政運営となっています。

茨城県の農業算出額は全国3位(4,508億円)で、かすみがうら市では、果樹類産出額、県内1位(約18億2千万)を始め、総額108億5千万円(2018年)を上げている。

他産業では、6つの工業団地をかかえ、産業用建設機械・金属関連・機械器具製造業等が中心部に集積している。

しかし、地域経済循環率は85%であり、地域外への流失をくい止める政策が必要であると、雇用・税収を支える市内既存産業分野の育成が必要であると、「地域外仕入れ・販売」の取引構造の変革を図る事業を実施中であると共に、観光振興からも、「霞ヶ浦湖畔に訪れるサイクリスト」に着目し、平成24年から「かすみがうらエンデューロ」自転車耐久レースを開催し、交流人口拡大と地域活性化を目指し、平成27年度に「地方創生先行型交付金」を活用し、「地域資源活用サイクリングプログラム等開発事業」を実施した。

プログラム開発コンセプトは、「遊ぶ・楽しむ・体験交流の観光へ」「一過性イベントを日常プログラムへ」「サイクロードだけではなく、地域資源へ」「サイクリストだけではなく、一般生活者が楽しめる事業へ」「部分的、動ではなく地域活性化の核となる事業へ」5つのコンセプトを掲げ、観光振興に取り組んでいる。

1.地域資源活用サイクリングプログラム等開発事業

   ・特産物を活かしたレストラン事業(フルーツ・ワカサギ・レンコン地元食材利用)

   ・サイクリングプログラム運営事業(新プログラム企画・運営 広告宣伝業務)

   ・フルーツ6次産業化事業(商品開発・マーケティングサポート事業)

   ・交流促進シェアスペース(6次化商品製造体験・地域住民コワーキングスペース)
 

以上の市場調査の結果、地域資源を活用したサイクリングプログラムの可能性はあり、事業実施にあたっては、サイクリングの核となる「拠点」づくりが必要不可欠とし、地域創生「加速化交付金事業」を活用し、「地域活性化DMO推進事業」として、地域銀行・会社・かすみがうら市の3者で平成28年「株式会社かすみがうら未来づくりカンパニー」を設立、交流人口継続的拡大、新産業化の実現・雇用の創出、地域活性化を目指し設立。

現在正社員5名、パート14名で年間約6千万円、年間約3万人の利用者があったが、コロナの影響で売上減少が悩みでもある。

その他、農水省「農山漁村活性化プロジェクト交付金」活用した「かすみがうら市交流センター」の建設、サイクリストの受け入れ施設とし、付属施設として、古民家(元酒造屋)を改装し、「最高の朝に出会える宿」をコンセプトに、地域の魅力(食・風景・文化)を発信・体験できる施設として情報発信に努めている。

また、「霞ヶ浦湖」を活用できる歩崎桟橋を設置し、遊覧船の発着・カヌーやヨット体験教室・水難事故・災害救援物資発着場として活用の場作りとしている。

現状課題として、「歩崎地域観光振興アクションプランの推進」「ナショナルサイクルルートの活用」「歩崎地域資源の活用」「コロナ禍における地域社会・経済活動の変化による対応」を見据え、「地域産業が一体となり地域活性化が必要」の判断から、観光スポーツ・レジャーに共通するアクティビティとの親和性を活動テーマに、スポーツ庁等の連携を含め、「かすみがうらアクティビティコミッション」を令和2年6月に設立し、新たな取組に」チャレンジしている。

益田市にも共通している「関係人口の拡大」「健康的な地域社会の形成」「地域づくりや地域の活性化への寄与」など掲げて取り組み始めている。

主な事業として、「音声ドラマ型サイクリング」「謎解きサイクリングコンテンツ」「ライドハンターBBQ」など数多くのプランを計画して、地域貢献と地域活性化における、「地域循環型経済サイクル」の形成を目指し取り組んで行くようだ。

また、「霞ヶ浦湖」周辺市との連携をとって、サイクリング事業活性化に取り組んでいるところも非常に参考になった。

益田市も、サイクル事業における具体的な事業計画を立て、国、県、近隣町と一体的な取り組みを行ってもらうことを注視して行かなくてはならないと、感じた先進地視察であった。

 

 

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  • Author:hzq00216